父の腰にお灸をすえる。11/30

お灸を父の腰に置く。むろん、ぎっくり腰のためである。

ひとりがさびしいとはよく聞くが、腰を痛めた時に、自分の目が届かない場所を心配し手当てをしてくれる者がいることは幸いだ。人間はおのれの腰の面倒さえ見られない。だから傍らの存在を必要とするらしい。

お互いのことを、第一か第二の優先順位として動くパートナーシップを得るのは難しい。その関係の多くは愛によって結びつくが、僕はアセクシャルであるので、愛というよりは情により結びつく関係が望ましい。だが、同じような関係を望む人は少ないので、必然的に出会いも少ない。

とはいえ、自分が病に倒れた時に、「冷えピタとポカリを」と気後れせずに依頼できる人間がいることは、底抜けに安心だろう。逆に相手が倒れた時には、その時にはマスクとアクエリを買っていこう。

転生するなら異世界ではなく、ちいかわの世界線がいいと思い続ける日々だが、あの世界もあの世界でダークでシリアスなので油断ができない。平和が一番。変化のない平凡な日常が素晴らしく思えるのは、最近やっと生活環境が安定したからだろうか。よく寝て、仕事をし、適度にダラダラし、うまい飯を食べる日々、やはり最高。大冒険は空想の中だけで十分だ。

最近また小説を書いたのでカクヨムに上げる予定。続くといいな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました